―研究員紹介―
笹田 朋孝（ササダ トモタカ）
≪学歴・学位≫
2001年 東京大学文学部歴史文化学科卒業
2003年 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了（考古学専攻）
2009年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了（博士（文学））
≪専門分野≫
東北アジア（北海道・ロシア・モンゴル）の鉄文化の考古学的研究
≪主な学術活動≫
【獲得資金等】
鉄・鉄器の生産技術・流通からみた中世東北アジア地域の考古学的研究（平成20年度〜22年度科学研究費補助金 基盤研究（Ｃ））
モンゴルにおける製鉄の伝播と地域的・社会的適応の実証的研究（平成23年度〜26年度科学研究費補助金 若手研究（Ａ））
【他近年の活動】
ロシア連邦沿海地方金・東夏代城址 測量調査（平成18〜19・21年度）
モンゴル国アウラガ遺跡（チンギス・カンの宮殿址） 発掘調査（平成18年度〜 ）
モンゴル国ホスティン・ボラグ遺跡（匈奴の製鉄遺跡） 発掘調査（平成23年度〜 ）
≪最近の論文・著書≫
【論文】
「金・東夏の鉄生産」『アジア遊学 特集・北東アジアの中世考古学』勉誠出版、2008年２月号、2008年
「製鉄技術の伝播とその多様性」『鉄―137億年の宇宙誌』宮本英昭・橘省吾編、東京大学総合研究博物館、2009年
「北東アジアの鉄生産」『中世東アジアの周縁世界』天野哲也・池田榮史・臼杵勲編、同成社、2009年
「東北アジアの古代鉄生産」『東アジアの古代鉄文化』松井和幸編、雄山閣、2010年
≪所属学会≫
日本考古学協会・鉄鋼協会・アジア鋳造技術史学会・考古学研究会・物質文化研究会・たたら研究会