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センターの活動

17. 6月13日『瀬戸内歴史シンポジウム 古代伊予の鉄器づくり』

 さる6月13日(土)、今治市・今治市教育委員会と共同主催で、標記のシンポジウムを行いました。今治市では、高橋佐夜ノ谷彊篝廚箸い四国で初めて発見された製鉄炉址があり(7C後半〜8C前半)、その周辺にも鍛冶遺構が多く存在しています。そこで地域の皆さんに、その日本古代製鉄史における意義を知っていただくことを目的として、三名の講師の方々に講演をしていただき、また講演後に伊予在住の刀匠高市忠房氏により日本刀の鍛打を実演していただきました。また小学生を対象とした鍛冶体験も併せて行いました。 講演では、当センター長村上恭通教授・日刀保たたら村下(むらげ・技術責任者)木原明氏・大阪府交野市教育委員会真鍋成史氏に、それぞれ愛媛県における鉄生産の歴史、日本伝統のたたら製鉄の歴史、遺跡事例に基づく日本古代鍛冶技術についてご講演いただきました。
 高市氏の実演には多くの方に見学に来ていただきました。普段見る機会のない日本刀を鍛える場面に驚嘆の声が上がっていました。小学生を対象とした鍛冶体験では、釘を熱してペーパーナイフを作りました。なかなか思うような形にならず悪戦苦闘したと思いますが、モノづくりの大切さに触れる機会になりました。
 今回のシンポジウムを通じて、地域における伝統技術とその歴史の大切さを知っていただけたのではないかと思います。御参加いただいた皆さん、今治市、今治市教育委員会の皆さん、本当にありがとうございました。

佐夜ノ谷鏡重完篝 子供たちの鍛冶体験
佐夜ノ谷鏡重完篝 子供たちの鍛冶体験

高市刀匠
高市刀匠の貴重な実演

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